2013年7月20日土曜日

モコが我が家にやってきた

モコが我が家にやってくるきっかけはFacebook。
Facebookの友達の友達が、ずっとケージに閉じこめられていたモコを保護していて、里親募集を呼びかけたものをたまたま目にしたことから始まりました。

ちなみに、広島県は動物愛護施設で保護した犬猫の殺処分数が全国でトップという不名誉な実態があります。里親になったのは、殺処分数を減らそう!ということが一番の目的ではなかったものの、少しでも不幸になるペットを救うことができれば・・・という思いもありました。

お迎えの時点でモコは4歳。人間言えば立派な大人で、そもそも里親に馴れてくれるのか不安で一杯の中、お迎えに行きました。写真以外でモコを見るのはこの時が初めてで、なおかつ預かり主の方も実際にお会いするのは初めてだったので少し緊張します。でも、そんなことは一目会った瞬間に吹っ飛びました。(^_^)

預かり主さんはとても優しそうな方で、預かっていたときのモコの様子など、書類にしてまで丁寧に教えていただきました♪ 飼育環境もすばらしく、モコも預かり主さんにかなり馴れていた様子だったので、ちょっと連れ帰るのが申し訳ない気持ちにまでなります。

そしていよいよモコとご対面!預かり主さんが説明してくれた通り、かなり人懐っこく、初対面の私にも臆することなく近寄ってきます(とはいえ、少しは警戒した様子は見せますが)。我が家までは、車で高速道路経由で帰るので、ケージを準備していましたが、預かり主さん曰く、車の中ではおとなしくしてるので、ケージがなくても大丈夫とのこと。結局、ケージも車に収まりが悪かったこともあって、助手席に座らせて帰ることにしました。

とにかく安全運転を心がけて、ときどき助手席を見てモコに声をかけながら走行しましたが、本当に驚くほどいい子にしてます。途中、SAでモコのオシッコを兼ねての休憩に立ち寄りました。モコからすれば、不安いっぱいだったでしょうね。なにせ馴れた預かり主さんを離れ、見知らぬ人の車に乗せられ、降りた場所も当然見知らぬ場所なわけですから。案の定、最初は車から降ろしても歩くどころか抱っこをせがんできます。抱っこして芝生の広場に行って、しばらくするとやっと落ち着いてきました。

SAの小さな冒険を終えると、いよいよこれからの住みかとなる我が家にやってきました。我が家はすでに子供も巣立った中年夫婦だけの家庭なので、モコにとってはおとーちゃんとおかーちゃん、夫婦にとってはかわいい娘ができたという感じです♪
到着すると、まずはいろいろ嗅ぎまわりましたが、あっという間に落ち着いてきました。

我が家は線路の近くなので、前の環境ではおそらく聞いたことのなかった電車の音に、ビックリして電車が通るたびに、顔を上げてキョロキョロしますが、まあそのうち馴れるんでしょうね。

ということで、モコとの暮らしがスタートです。